2019年08月24日

通学時間、バスで90分も!

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19年8月21日(水)
さいたま共済会館601号室 障がい者の健康と権利を守る埼玉県民連絡協議会(障埼連)の対県交渉に出席。2020年度の予算編成に対して「障害児者・家族・関係者の生活と権利を守る要望書」(39項目)に対し、県が回答。続いて、参加者から、@学校建設や施設設備の充実、学校予算の増額、病弱教育の充実、青年期の教育権保障など、「学びの場」の充実と、A教職員の採用・配置、教職員の定数の改善、総合的な障害者施策の充実について、深刻な実態と要望が出されました。
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特別支援学校の深刻な教室不足は、学校の建設計画が明らかになっても、開校までに5年かかり(岩槻特別支援学校跡地の知的障害新校が2023年度)、2021年度開校予定の、戸田翔陽高校敷地内の高等部単独校、県立松伏高校内の越谷西特別支援学校分校の3校の計画では、学校や教室の不足の解消にならない。早急に今年3月に作られた「県特別支援教育環境整備計画」をさらに発展させ、教育の場の充実を図れと、40年以上現場で頑張っている教師が「いつまで待たされるのか!」と怒りの発言。
また1時間半も送迎バスに揺られなければならない現実、医療的ケア児の保護者は、送迎バスに乗ることができず、車の運転をしながら、たんの吸引や、様々な問題に一人で対応しなければならない。自分の健康管理もままならず、林間学校や野外の活動にも、「親が同伴」が条件であることで、親元を離れて、仲間と活動するという当たり前の経験ができないことなどを訴え、教員の増員と、送迎バスでの看護師の配置、専門性向上のための職員の待遇改善など、先生はもとより、保護者のみなさんも口々に訴えました。
127名が通う盲学校は県内1校だけ。東京は4校、神奈川は3校。埼玉は、あまりにも少ない。朝5時40分に起きて2時間半かけて通う児童。親が高速道路を運転して通学。寄宿舎があるが入れない。教室が足りなくて、放送室や図書室を使っている。展示を知らない教師が採用され、その専門性を向上させたくても、教師不足で、スキルアップのために講習会があっても、学ぶ機会がとれない。産休代替えの先生がいないため欠員のまま、現場の職員が「明日は我が身」という思いで働いていることなど、深刻な発言が続きました。
 教室等条件整備の最低基準を定める「学校設置基準」が特別支援学校にないことも問題です。 
県の回答は、「各学校の要望、利用状況を総合的にかんがみ・・・」「他県の状況を参考に・・・」「自治体の独自の判断・・・」「国に働きかける・・・」など、参加者が納得できる回答はありません。9月3日には2回目の障埼連の県交渉が行われます。

前原も 参加者に連帯のあいさつを行い「県庁者建て替えよりも、教育、福祉の充実を掲げている知事を選びましょう」と挨拶。
資料の中で配布された県知事候補への公開質問の回答や、今日の県交渉の内容からいっても大野もとひろ知事の誕生が待たれます。

posted by とんちゃん at 10:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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